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幼児教育ですべてが決まる
・年々ハイレベル化する小学校教育に対しては、親子ともに協力して家庭学習をすることで乗り切ることが重要といえます。しかし、現実の家庭状況で子供や親に負担を感じることなくその習慣付けをしていくことは非常に困難であるといえます。子供は新しい学校で多くの友達を作り、今まで知らなかった新しい世界を見ることで、勉強に手がつかないかもしれません。仮に勉強できたとしても、個々の能力によって授業に遅れることもあります。また親にしても、子供が進学した機会に働き出し、なかなか子供の勉強を見てやれない場合もあります。
このような状況を考えると(実際にほとんどの家庭では、このような状況ですが)、幼児期における教育に着眼してしまうのが正直なところです。行き過ぎた教育には私どももあまり賛同しかねますが、これまで述べてきた小学校教育の実情を考えると、幼児期における適切な家庭教育がどうしても必要と言わざるを得ないのです。一見簡単に見える教科書を深く掘り下げて勉強できるようになるには、幼児期に“覚える力”“話が分かる力”“思考力”“想像力”といった学習能力を司る枝になるモトを芽生えさせておかなければなりません。様々なモノを見て感受性を養ったり、一つの事象から多くの想像を巡らしたり、親との会話を通して有意義な情報を吸収したりすることが必要なのです。それがまた、子供の人格形成へと結びついていくことになるのです。