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 ■Topics-2.
 

お母さんにも判る最初のつまづき

 
【最初のつまずき】
 多くの子供は、小学校就学前にお母さんとドリル等で足し算や引き算を習得して進学を向かえます。ここが最初のつまづきになります。この時点でほとんどの子供は、足し算や引き算の式を記号として理解してしまっています。したがって、次のような“式を文章にする宿題”を出すと解けなくなります。
 
例1: 
「3+1=4を文章題にしよう。」
 
 この問題をお母さんはどのように教えれば良いのでしょうか?答えは、
 
1.最初の3を【みかんが1個とみかんが1個とみかんが1個、同じものが1つずつあって数字の3】と教えます。
2.次の+は、生活用語で足すこと【多くなったり、長くなったりすること】と教えます。具体的にモノを使って教えることが重要です。
3.次の1は、【最初と同じみかんが一個】と教えます。
4.最後に、【みかん三個にもう一つ同じみかんを合わせていくつ?】と聞き、答えを実物を(できればみかん)見ながら問い掛けるのです。
 
 宿題の答えは、「みかんが三個ありました。お母さんが一個持ってきました。合わせて四個になりました」です。
  このように、足し算の本質を理解させるために、
文章を記号化したものが式であると教えなければなりません。このことを理解せずに、問題が解けるからと安心していると、3・4年の文章題は解けなくなります。また、中学の証明問題や図形問題といった応用力を必要とする問題を解くための能力が養われません。
 
【第二のつまずき】
 掛け算も足し算と同じ理屈で、文章が記号化されて計算式になると分からない子供は、右のような問題について間違った捉え方をしています。(教師でも間違った教え方をしている人がいます。)
  この問題は、
“数の一値単位”を正しく理解できているかが問われる問題ですが、答えは正しくてもその過程を理解していないために、実際のテストでは○がもらえません。もっと重要なことは、このような答えを書いた子供は、決して文章題の正しい答え方をしていないということです。文章題は算数の計算力のみならず、読解力・応用力といった総合的な学力を養う上で非常に大切な問題です。したがって、このような子供は高学年・中学年になって最も必要とされる能力を身に付けていないと言えるのです。実際教室では、正しい答えをした生徒は10人中1人〜2人でした。
 
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