☆10までの数では、「10といくつ」をしっかり練習しましょう。 |
【 10 と 6 で → 16 】 【 16 は → 10 と 6 】
|
☆3つの数の計算は、順々に計算していけば、今までと同じであることを理解させましょう。 |
問題; 2 + 4 + 5 = 11 |
−指導方法− |
四則演算等の基礎学習までは出来たのに、文章題が出来ない子供が多くみられます。文章題を解く場合、イラストや実物を使って、視覚的に解くことがとても大切です。 10以上の数の「合成・分解」を理解することによって、繰り上がりや繰り下がりの考えの基礎を身に付けます。小学1年生の二学期は、学力格差が始めて目に見える時期です。子供も、自分ができる子か否かを知ることになります。自分ができる子であるとプライドを持ち、楽しく勉強できるよう、時間をかけながら根気よく理解させましょう。 |
−注意する点− |
この時期の子供は、計算問題が解けるのが楽しくて、算数が好きな子供が多いようです。対して、国語を嫌いになり、漢字の勉強だけしかしない子供が増える傾向にあります。実は、このような子がもっとも危険な状況にあるといえます。単純な思考力でできる問題ばかりやり、深い思考力が求められる、文章題や読解問題を避けているのです。深い思考力に耐えられるスタミナと理解力の育成のため、根気よく子供と接して、甘えさせないようにして下さい。 |